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クローブの(丁字)驚きの効能とは⁉口内の健康にも効果的?

クローブの驚きの効能とは⁉口内の健康にも効果的?

肉料理、中華料理、カレー、焼き菓子などに使われるクローブ(Clove)。英語のクローブはその形からラテン語で釘を意味する「Clavus」が由来しているそうです。日本語では丁字とも呼ばれていますね。クローブはインドネシアのモルッカ諸島が原産ですが、現在は商業用に多くの熱帯地方で栽培されています。フトモモ科の常緑樹で12~15メートル程に成長し、花を咲かせる前のピンクのつぼみが収穫されます。その後4、5日間乾燥させるとお馴染みの茶色の硬いクローブとなります。
ヨーロッパではオレンジなどにクローブを突き刺してポマンダーボールと呼ばれる香の玉を飾ったり、ギフトにしたりするそうです。お宅のキッチンではどうお使いですか?買ってはみたものの、棚の後ろに追いやられていませんか?甘味とほんのり苦みもある独特な風味、そして豊富な栄養と素晴らしい働きを持つクローブ、もっと利用したいものです。
どんな成分が含まれているの?
ビタミンC、チアミン、リボフラビン、ナイアシン、ビタミンB6、葉酸、ビタミンB12、ビタミンA、ビタミンE、ビタミンD、ビタミンK、そして鉄、カルシウム、マグネシウム、リン、カリウム、ナトリウム、亜鉛などのミネラルが含まれています。また、抗酸化、抗炎症、肝臓保護、抗菌などの作用を持つフラボノイド、チモール、オイゲノールなどの生化学物質を含んでいます。
どんな働きがあるの?
♦ 口の中の健康
口腔疾患の病原体の増殖を防ぐ働きにより、歯肉炎や歯周病のような病気に効果的です。また鎮痛作用があるので、歯が痛む時には少量のクローブオイルをココナッツオイルなどとブレンドし、コットンなどに浸して患部に当てると良いでしょう。口臭を抑える働きもあります。

♦ 消化を助ける
クローブは荒れた消化管の内側を滑らかにするので、吐き気、下痢、ガスの溜まりなどを解消してくれます。
♦ 肝臓保護作用
高い抗酸化作用は、フリーラジカルによってダメージを受けた内臓、特に肝臓を守ってくれます。チンキでの使用をおすすめします。
♦ 呼吸器官―風邪

穏やかな抗ヒスタミン作用は、花粉症、鼻づまり、副鼻腔の圧迫感にも有効です。アーユルベーダでは風邪やインフルエンザの予防や症状改善にクローブティーを飲むと言われています。抗菌や抗ウイルス作用は痰や咳にも効果的で、痛みも抑えてくれます。
♦ 抗炎症
オイゲノールは、痛みと炎症を抑えてくれます。関節炎やリューマチにはクローブの精油をマッサージオイルとブレンドして患部をマッサージしてください。
♦ 香辛料として
釘のような形をしているので、スープやシチューの時は玉ねぎの間に挟んだり、ハムや豚肉に突き刺してベークしたりします。そうすると風味はつくし、出来上がった時に取りやすいですよね。
クローブの選び方
クローブはパウダー状でも販売されていますが、ホールをお求めになる事をおすすめします。パウダー状だと段々と香りが失われるので、必要に応じてホールを挽いて使う方が香り豊かです。高品質のクローブは乾燥していても曲げることができます。また水に入れると、真っ直ぐに浮くものが高品質、沈んだり傾いたりするものはそうでないものです。パウダーでもホールでもオーガニックのものをお選びくださいね。
クローブティーの作り方
1. スプーン一杯(カップ一杯分)のクローブをすり鉢やミルなどで挽きます。細かい粉状にならなくても大丈夫です。
2. 鍋で適量のお湯を沸騰させ、一旦止めます。
3. 鍋に1.のクローブを入れます。抽出時間はお好みに合わせて10~20分程。
4. 茶こしでグローブを濾したら出来上がりです。

お好みでダンデライオンなど他のハーブやハチミツなどを加えるなどしてお楽しみください。クローブはマサラティーにも使われるスパイスのひとつです。
注意点
クローブは安全なハーブとされていますが、大量に摂取すると胃腸を刺激したり中枢神経障害を引き起こすかもしれませんので、適量に抑えてください。妊娠中の方はクローブの摂取はお控えください。クローブの精油は強いので必ず希釈をして使い、服用もしないようにお気をつけください。
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